2020/03/05 (木) - ブログ

【基礎学力テストで高得点を取るためにやるべきこと】①

城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。

 

衣笠の回答①
【基礎学力テストで高得点を取るためにやるべきこと】
まず、学校の授業をしっかり聞いて活用できる体制・習慣を整えることが大切です。

【理科・社会】
特に【理科・社会】は教科書内容が身についていれば
かなりの部分で、受験準備はできていると思います。身につくとは
具体的にいうと、理科では学校教材の探求の理科、社会ではテストブック(学校によっては「自主学習」や「歴史の学習」)などを完全に理解して(友人に解説できるようになって)問題を解いても満点が取れるようになっている状態を指します。これはそのまま、中間・期末対策にもなります。この学校教材が9割以上身についた生徒は、碩学ゼミナールで中3の1年間学べば、基礎学力テストの【理科・社会】で95点が取れるようになります。教科書の基礎ができていれば、【理科・社会】は中3の1年間でほぼ満足いく結果が残せます。

【数学】について
次に「数学」ですが、「数学」が一番、学校以上の勉強をする必要性のある科目です。一般的に「数学」の教科内容の学習量は中1が
【10】に対して、中2が【20】、中3が【30】と言われています。つまり、中1と中2を合わせた量10∔20=【30】を中3
1年間で学習するというカリキュラムになっているということです。
中3の勉強量が多い中、入試対策として中1・中2の難易度が高い問題も勉強しなければならないので、時間的制約が5教科中圧倒的に厳しい科目です。
そこで、高校入試の数学で90点以上を目標とする場合

2つのやり方が考えられます。

1つは学校の進度を無視して、中2の終わりまでに中3の教科書内容を終了。中3の1年間、入試問題などハイレベル問題を演習することによって、高い学力を習得するやり方。

碩学ゼミナールの市高理数科受験クラスではこのやり方で授業を進めており、中2の終わりに中3の教科書内容を終了することが標準となっています。
次に学校の進度に合わせながら50%を教科書習得、50%を中1・中2の内容も含めた基礎学対策のハイレベル問題に使うやり方。進度は学校の1か月先程度ですが、並行して基礎学レベルの問題も演習するので、基礎学力テスト前の1か月で、基礎学以上の難易度の問題にも挑戦することができ、基礎学力テストでも高得点が期待できます。これが現在の中3SSクラスの授業の形で、中1と中2の基礎学「数学」で80点程度の学力の生徒に適している学習方法だと考えます。

また、中3Sクラスでは、65%を教科書習得、35%を基礎学程度の問題に使う授業を実施します。その上で、進度の速い生徒には
SSクラスの教材も配布して学力の向上促します。

今回の中1・中2の基礎学「数学」で65点以上程度の生徒に適した
やり方だと考えます。

ここで意外な事実ですが、【計算力】というのは、中学になってからはほとんど向上しません。小学生の間に、十分な計算力を身につけていない場合、学年が上になるほど不利になります。

必要であれば、中1・中2の間に計算ドリル等で純粋に「計算力」をつける学習をご自宅で実施することを強くお勧めします。

上記のようにクラス分けして授業を実施していますので、自分のクラスで学習した問題、特に一度間違えて講師の説明を聞いて丸(正解)になった問題は、授業後の復習として何度でも解き直し、いつ出題されてもスラスラ正解ができるまで復習をすること。

実はこれが一番ハイレベル問題を解く学力を身につける早道と言えます。

中2・中3では、授業の内容に加えて自宅学習用のテキストも配布しますので、

そのテキストまで学習することができれば、受験準備としては万全です。

 

 

【英語】について
英語に関していえば、文法は授業を普通に受講して、まじめに勉強すればいれば自然に身に付きます。その上で、大切なのは、英単語、重要構文の暗記となります。
かなり優秀な生徒でも、特別な心構えで暗記していかないと英単語と重要構文は身に付きません。

基礎学では、自由英作の難易度が高いですが、いくつかの重要構文の
組み合わせによって正解を導き出すことができるので、構文暗記が特に重要になります。

また、リスニング対策としての「英検」受験は特におすすめです。「英検」は非常にテキストがよく整備されているので、生徒の自学自習が可能です。このテキストを勉強していくことによって、自然と「リスニング対策」「長文読解対策」を実施した効果があります

ちなみに過去の中3SSクラスの約半数の生徒が、中3の間に「英検準2級」を取得していました。
興味のある方は、衣笠まで連絡していただければ、テキスト、勉強方法等、詳しくご紹介します。

回答①はまだ続きます。

 

 

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、
香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。