2015/02/13 (金) - ブログ

城東・城南・城ノ内・徳島北高受験 碩学ゼミナール作文講座

 城東・城南・城ノ内・徳島北高   受験専門塾

              

                       碩学ゼミナールの衣笠です

 KINUGASAの国語の授業報告の前に

 碩学ゼミナールの作文指導について紹介します。

私は以前、有名なジャーナリストの方のジャーナリスト養成講座を受講していたことがあり、

その時に講師が言われた言葉を今も鮮明に記憶しています。

 

     

         

          「  文章はつき詰めれば 音楽になる   」

 

  

  この言葉に感銘を受け、それから何十年も経つのに事あるごとに

  この言葉を思い出します。

  ここから自分なりに解釈したことは、いろいろありますが、

  その一つが、

  

  文章を学ぶには、音楽を学ぶように学べばよいということ。

  例えばクラッシック音楽を学ぶには、最初音楽を聴く事から始めるのが普通です。

  それと対応する行為は、文章作法を学ぶには

    文章(できれば名文)を読むこと

  

   次に、音楽なら有名な作曲家の曲を暗記して演奏する

               ⇒これは名文を暗記する。書写するなどにあたります。

  

   作曲する⇒作文を書く

  

   作曲ができるようになれば、当然、他の人の曲もよく聞けるようになる。

            ⇒ これは文章では、作文が得意になれば、読解問題も得意になるにあたります。

  

  

  「 鉄道員 」の作者で、人気作家の浅田次郎氏は、自衛隊やブティック経営や競馬の予想稼業などで

  生計を立ててきましたが、生涯の仕事は小説家と決めて努力。一日6時間、自ら小説の修行をし、書

  けない時は、夏目漱石、トルストイ、谷崎潤一郎などの書き写しをしていたそうです。

 

  このような事例を踏まえ、碩学ゼミナールでは、塾生に高校入試作文を書かせたあとで、添削して返

 却。講師が添削した内容を読ませた上で、同じテーマで もう一度作文を書かせます。この時、添削内

 容を参考にしても良いですし、また全く独自に自分で書き直しても構いません。

 その上で、最後に問題作成者の模範解答を書写するか音読してもらいます。これを繰り返すうちに

 だいたい約1ヶ月で、ほとんどの生徒は、入試当日減点されないバランスのとれた文体が身についてい

 きます。

          「  文章は突き詰めれば 音楽になる  」

          

               これは今でも、しっかりと自分に示唆を与えてくれる

                              価値ある言葉となっています。

 

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